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Trends in Psychiatry

書籍『精神科のくすりを語ろう・その2─患者による官能的評価の新たな展開』

熊木徹夫

精神科臨床 Legato Vol.2 No.2, 42-45, 2016

「まずは先生が精神科をご専門に選ばれたきっかけについてお聞かせください。」
高校時代に中井久夫先生(現 神戸大学名誉教授)のご著書『精神科治療の覚書』(1982年)を書店で手にとったことがきっかけです。当時の私は演劇部を引退し,自分がどこへ向かうべきかわからず途方に暮れていましたが,その本を開いた途端に精神科臨床の世界へぐんぐんと吸い寄せられていき,読み終わる頃には医学部に入り精神医学の道に進むことを決意していました。特に統合失調症の患者さんの救済を唯一果たせる医師は精神科医であると知り,「自分のこれからを精神科の臨床に賭けてみたい」と直感的に思ったのです。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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