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特集 女性の痛み

3. 片頭痛

渡邉由佳五十嵐久佳

WHITE Vol.4 No.2, 27-32, 2016

片頭痛は一次性頭痛(機能性頭痛)の代表的疾患であり,有病率が高い,いわゆるcommon diseaseである.片頭痛は,ときに重度で,動くことがつらく寝込むこともあり,仕事や学業・家事への日常生活に与える支障度は大きい.会社や学校に行くことができないほど重大な支障をきたすこともあり,社会経済に与える損失も大きい.Global Burden of Disease Survey 2010の調査では,片頭痛は有病率の高い疾患の3番目に,日常生活に支障をきたす原因の7番目に位置付けられている1).また,痛みは客観的に判断できるものではないために,片頭痛発作時のつらさを周囲の人に理解してもらえず,1人悩んでいることが多い.ここでは,片頭痛の疫学・診断・治療および,女性のライフステージにおける頭痛の変化についても解説する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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