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SGLT・レッスン

サルコペニアを起こさないためのSGLT2阻害薬の使い方

小川純人

DIABETES UPDATE Vol.5 No.2, 38-41, 2016

「はじめに」高齢者においてフレイル(虚弱)の重要な要素としてサルコペニア(加齢性筋肉減少症)が知られており,骨格筋減少ならびに相対的な内臓脂肪増加は糖尿病と関連する可能性が次第に明らかになってきている。また,最近わが国でも処方可能となったSGLT2阻害薬について,これまでの知見や作用特性などからサルコペニアを助長する可能性が考えられる。本稿ではサルコペニアと糖尿病ならびにSGLT2阻害薬を用いた治療との関連性について概説する。
「サルコペニアおよびその評価」サルコペニアの定義については「筋量と筋力の進行性かつ全身性の減少に特徴づけられる症候群で,身体機能障害,QOL低下,死のリスクを伴うもの」と2010年にコンセンサスが示され1),フレイルの重要な要素としても考えられている。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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