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心不全における高尿酸血症は是正すべきか 積極的な立場から

Fluid Management Renaissance Vol.6 No.3, 77-84, 2016

「はじめに」心不全症例では高尿酸血症を合併している頻度が高く,これまでに多くの研究で高尿酸血症が慢性心不全の独立した予後予測因子であることが明らかとなっている。その病態メカニズムの中心には,尿酸の生成過程において作用するキサンチンオキシダーゼ(XO)の活性化に伴う過剰な活性酸素種(ROS)があり,心筋のリモデリングや心不全の病態悪化などに深く関与するとされている。そのため,高尿酸血症は心不全における予後の規定因子だけではなく,新たな治療ターゲットである可能性が考えられる。以上の観点から,本稿では心不全における高尿酸血症の是正の要否に関して,近年の臨床研究などを参考に積極的な立場から論ずることとする。

※本企画は,正誤の決着をつけることを目的としたものではなく,また執筆者本人の研究・臨床上の立場を示すものではありません。

・積極的な立場から/田中敦史 ほか
消極的な立場から/荻野和秀 ほか

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録