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Appeal to eye

骨の4Dイメージング 第2回 骨のライブイメージング最前線

Frontiers in intravital bone imaging

菊田順一水野紘樹古家雅之石井優

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.5 No.3, 66-69, 2015

骨の4Dイメージング技術は,生体骨組織内のさまざまな細胞の「動き」や「相互作用」,「分化」,「機能」をリアルタイムで観察することができる.この技術を用いて,われわれは最近,生体骨組織内における「生きた」破骨細胞や骨芽細胞,白血病細胞の可視化に成功し,その動態を明らかにした.
「はじめに」生体骨組織内には,骨リモデリングにかかわる破骨細胞や骨芽細胞,骨髄内で分化・成熟を遂げる単球・顆粒球・リンパ球,その他の間葉系細胞や血液幹細胞など,多種多様な細胞が存在する.「どの細胞がいつどこで何をしているのか」という時空間的な挙動を明らかにすることは,骨組織内の複雑な細胞ネットワークを理解するうえで大変重要である.われわれは,「二光子励起顕微鏡」を駆使して,生きたままの状態のマウスの骨組織内を観察し,「生きた」細胞動態を経時的に可視化することに成功してきた1)-4).第2回は,骨芽細胞や骨髄微小環境の可視化とその動態解析について,最新のイメージング画像とともに概説する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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