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心血管磁気共鳴イメージングによる冠動脈狭窄の検出

Cardio-Renal Diabetes Vol.4 No.3, 4-6, 2015

冠動脈疾患は冠動脈狭窄病変の検出あるいは負荷時の心筋血流の低下の描出によって診断されている。心筋血流イメージによる虚血評価の際には,負荷薬としてアデノシンを使用する場合が多い。また,CTあるいは心臓カテーテルによる冠動脈造影では,ヨード造影剤の使用が必要となる。しかしながら,喘息あるいは徐脈などの理由でアデノシンが使用できない患者が5%程度存在している1)。また,ヨード造影剤アレルギーや腎不全などで造影剤の使用が慎重になる患者が11~15%程度存在している2)。これらの患者では,アデノシンもヨード造影剤も不要であるMRアンギオグラフィが冠動脈疾患の存在診断に有効である可能性がある。過去の日本からの報告では,MRアンギオグラフィの撮影時間は準備も入れて30分程度である。呼吸が不規則な方では撮影が困難であるが,92%の患者で撮影可能であり3),心臓カテーテル検査で狭窄病変がある患者をreceiver operating characteristic曲線解析にてarea under the curveが0.82の精度で同定できる。

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抄録