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Trend & Topics 認知行動療法

慢性痛に対する認知行動療法―有効に作用するための条件を心身医療の現場から考える―

細井昌子

Practice of Pain Management Vol.6 No.4, 24-28, 2015

「はじめに」慢性痛に対する認知行動療法の有用性がわが国でも注目される時代になってきた.遅すぎるようでもあるが,喜ばしい変化である.特に2015年9月9日には長年待たれていた公認心理師法案がようやく国会で可決され,翌週9月16日に公布された.公布から2年以内に施行されるということであり,遅くとも2017年9月16日までに施行されると聞いている.公認心理師は保健医療,福祉,教育などの関係者との連携を保ち,対象者の主治医がいる場合にはその指示を受けて医療に参与することになっている.日常臨床で公認心理師の活躍が待たれる医療分野では,国民に蔓延しているうつ病に加えて,慢性痛に関する医療は公認心理師が大きく活躍する現場であると考えられ,多くの心理学関連スタッフに慢性痛治療の実態を知ってほしいとともに,慢性痛治療を担当している医師が,公認心理師とどのように連携するかについてのイメージを理解することも重要である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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