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目で見る胎児・新生児の病態

胎児・早期産児・新生児・小児の心筋収縮のメカニズム

住友 直方先﨑 秀明

Fetal & Neonatal Medicine Vol.11 No.3, 5-6, 2019

心筋細胞膜の活動電位が引き金となって筋収縮に至る過程(興奮収縮連関,EC coupling)は,細胞外から細胞膜を通って流入するCa²⁺がアクチン,ミオシンへ結合することにより発生する。このCa²⁺動態は胎児,早期産児,新生児,小児で若干異なると考えられている。このCa²⁺動態の違いを図示し,どのような因子が心筋収縮増強に働くのかを解説する。また,心筋収縮が心不全でどのように変化するのかを圧-容積曲線で解説し,胎児,早期産児,新生児,小児での心筋収縮の違いを解説する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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