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第25回 日本小児心筋疾患学会学術集会

Fetal & Neonatal Medicine Vol.9 No.2, 34-35, 2017

第25回日本小児心筋疾患学会学術集会は2016年10月8日(土)に,同年竣工されたばかりの東京都医師会館の講堂で117名の参加を得て開催された。
小児の心筋症は予後不良なものが多く移植を考えざるを得ない症例が多いが,日本の小児心臓移植はやっと始まったばかりで国内での移植は非常に少なく,さらに乳幼児に対する移植はまだほとんど行われていない。このため,移植までの医療として補助人工心臓(VAD)や心室再同期療法などが行われているが,小児ではこれらの経験も少ない。2015年7月からExcor® Pediatric小児用体外設置式補助人工心臓システムが保険適応となり,小児の心臓移植可能施設も9施設に拡大された。
今回の学会では「本邦の小児心筋疾患の現状と未来」をテーマに,移植を含めた小児の心筋疾患の展望を考えてプログラムを組んだ。特別講演として,埼玉医科大学病院小児科の大竹明先生に「代謝疾患と心筋症」を,東京大学医学部附属病院心臓外科の平田康隆先生に「本邦における小児重症心不全に対する補助循環治療の現状」をお話しいただいた。会長要望演題としては,「小児のCRT・CRT-D」と,「新生児・乳児の心筋疾患の管理」をテーマとして取り上げた。また,新生児・乳児の心筋疾患の演題は5題であった。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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