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胎児心エコー検査による出生前診断と胎児治療

Fetal & Neonatal Medicine Vol.9 No.2, 18-21, 2017

先天性心疾患の出生前診断は英国と米国を中心に1980年代から始められていたが,当時わが国で先天性心疾患の出生前診断を行っているのは先駆的な施設に限られていた。この状況を改善するために,1994年に長野県立こども病院初代循環器部長を務めた里見元義先生が同志を集め,先天性心疾患の出生前診断の普及を目的に日本胎児心臓病研究会(現:日本胎児心臓病学会)を設立した。以後,わが国に先天性心疾患の出生前診断が広まることとなった。
長野県立こども病院は胎児心臓病診療の中心的役割を果たし,2001年からは胎児カルテを作成し,胎児も1人のヒトとして診療にあたり,診断後は前方視的周産期医療を実施することでこれまで救命できなかった新生児の治療の成功に結びつけてきた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録