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第7回優秀演題論文集 Session2 CDDP不応の多結節性肝細胞癌に対してソラフェニブ併用ミリプラチン肝動注療法が奏効した2例

The Liver Cancer Journal Vol.5 No.2, 56-57, 2013

「はじめに」切除不能な進行肝細胞癌に対するエビデンスのある治療はソラフェニブとされている. 本邦では, 脈管侵襲を伴う進行肝細胞癌に関しては肝動注化学療法(HAIC)が用いられることも多い. しかし, TACE不応な多結節性肝細胞癌や, びまん型肝細胞癌はHAIC不応であることがよく経験される. HAICのRegimenとしては, Low dose FP 1)やNew FP 2)などシスプラチン(CDDP)を含むものが多く用いられている. 今回CDDPを用いたTACE, HAICを行うも, 急性増悪をきたした多発性肝細胞癌に対して, ソラフェニブを併用したミリプラチン(MPT)の肝動注療法が奏効した2例を経験したので報告する.
「症例」「症例1: 60歳, 男性. 」
臨床経過(図1): C型肝硬変経過中, 2009年1月多発性肝細胞癌に対して肝外側区域切除施行. 2009年12月には大腿骨転移が出現し, 放射線治療39Gyとソラフェニブ800mgが開始された.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

症例 抄録

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