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座談会(Round Table Discussion)

肝癌の局所再発を考える

―手術 vs RFA―

高山忠利土谷薫今村宏建石良介

The Liver Cancer Journal Vol.2 No.1, 15-24, 2010

肝細胞癌(HCC)は再発しやすい癌であり, 5年再発率はおよそ80%にのぼる. そのため, 治療後の再発を制御することは重要な課題となっている. 治療には外科手術(肝切除), 局所療法, 肝動脈塞栓療法(TAE)などがあり, 肝癌診療ガイドラインでは肝障害度と腫瘍数, 腫瘍径に基づいて設定されたHCC治療アルゴリズムが推奨されている. 局所療法は手術に比べて侵襲性が低く, なかでもラジオ波焼灼療法(RFA)は長期成績に優れているため近年実施率は高く, 適応拡大も検討されている. しかし, 癌の局所制御能はRFAよりも手術のほうが優れており, RFAは腫瘍径に伴って合併症頻度も高くなることが指摘されている. そこで, 手術とRFAを比較するという観点から, HCCの局所再発をテーマに, その定義や再発率, 治療の現状と展望について, 第一線で活躍する外科および内科の先生方に議論いただいた. 「はじめに」「高山」肝細胞癌(HCC)治療後にみられる再発をいかに制御するかということは, われわれ臨床医にとって最も重要な課題です.

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