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パーキンソン病における遺伝子治療の有効性

「No」の立場から

Frontiers in Parkinson Disease Vol.9 No.4, 17-20, 2016

パーキンソン病(PD)は安静時振戦や筋強剛といった運動障害を特徴とし,中脳黒質のドパミン神経細胞の変性,細胞死を主体とする進行性の神経変性疾患である。神経変性疾患のなかでは2番目に多く,わが国で約14万人の患者がいると推察され,超高齢化社会であるわが国では今後も患者数の増大が予想される。現在,治療法はL-ドパを中心とした薬物治療が主体であるが,薬物療法のみでは限界があるのは周知の事実である。この状況を打破すべく,多くの新たな治療戦略が開発されているが,すでにヒトでの臨床応用レベルに達しているものとして遺伝子治療が挙げられ,その期待も大きいと予想される。
本稿では「No」の立場から,現状でのPDに対する遺伝子治療の現状を総括する。

本企画は問題点をよりクローズアップすることを目的としており,このテーマに対して,あえて一方の見地に立った場合の議論であって,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません。

「Yes」の立場から/村松慎一
・「No」の立場から/馬場孝輔 ほか

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録