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ドライアイリサーチアワード

ソフトコンタクトレンズ装用時における涙液安定性と眼表面温度変化の関連

糸川貴之

Frontiers in Dry Eye Vol.15 No.2, 24-27, 2020

角膜知覚神経には温度変化を知覚するTransient receptor potential M8(TRPM8)という温度受容器センサーがあり,温度低下を乾燥感として感知することで涙液を分泌し眼表面の恒常性のメカニズムを構築している1)2)。そのため,ドライアイの乾燥感には眼表面温度の変化が深くかかわっていると考えられている。ソフトコンタクトレンズ(SCL)装用時に感じるドライアイと似た自覚症状は2013年にIOVS誌に「contact lens discomfort(コンタクトレンズ装用時の眼不快感)(CLD)」という言葉で特集されて以来,さまざまな研究が行われている3)4)。しかしながら,SCL装用時の眼表面温度についてはわかっていないことが多く,今回研究を行った。
「KEY WORDS」涙液安定性,非侵襲的涙液層破壊時間,ソフトコンタクトレンズ,眼表面温度,眼表面温度変化

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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