<< 一覧に戻る

角膜カンファランス

角膜カンファランス2015「重症涙液減少型ドライアイに対する涙小管切断術の効果と安全性」田聖花,冨田大輔,島﨑潤,他

2015年2月11日(水・祝)~13日(金) 高知市文化プラザかるぽーと

峰いずみ

Frontiers in Dry Eye Vol.10 No.2, 23-24, 2015

新しい手術方法を用いて涙液減少型ドライアイに対する涙小管切断術の効果と安全性を検討した田先生らのご発表を紹介する。

「要約」2012年にKakizakiらは機械的涙点閉鎖術の新しい方法として涙小管水平部を切除する方法をAJOで報告している1)。涙小管垂直部は瞼板の中に存在し硬い線維組織に囲まれていることが外科的治療後の再開通の原因と考え,ホルネル筋に囲まれた涙小管水平部の切除を実施した。涙小管水平部をホルネル筋とともに切断することにより,涙嚢に起始部を持つホルネル筋の収縮作用による再開通が起こりにくいと考察されている。本発表では,複数回の涙点プラグ挿入や涙点閉鎖術が無効だった涙液減少型ドライアイ患者7例10眼12涙点(女性6名,平均66.3±19.8歳。シェーグレン症候群2例,Stevens-Johnson症候群1例,眼類天疱瘡1例,偽眼類天疱瘡1例,白内障術後1例,関節リウマチ1例)に涙小管切断術を施行した。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る