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特集 1st GAST SUMMIT JAPAN学術講演会ハイライト

巻頭言

浅香正博

THE GI FOREFRONT Vol.12 No.2, 19, 2017

JGSGは21回目を迎え,内容が大きく変化した。これまではJGSG主催の講演会とプロジェクトが1日で行われていたが,それを2つに分け,初日は講演会を,2日目は場所を変えてJGSGプロジェクトの検討を行うことになった。1日目はこれまで通り武田薬品との共催であるが2日目はJGSGの単独主催となった。1日目の講演会の名称はGast Summit Japanに決まり,今回を第1回として開催した。本誌には収録されていないが,特別講演では「新たな臓器としての腸内細菌叢」という演題で滋賀医科大学医学部消化器内科教授の安藤朗先生に講演をしていただいた。腸内細菌の数は多い人で100兆個も存在し,人の必要とするエネルギーの10%以上は腸内細菌が食物繊維などを分解して作ると聞かされると,腸内細菌叢が新たな臓器といわれることに納得できた。腸内細菌の中で分離培養可能なものは現状で全体の20~30%にすぎないとのことなので,これからの研究テーマとしては大いに興味をそそるものであろう。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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