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特集 わが国から胃癌を撲滅するための新しい試み―第17回JAPANGAST Study Groupハイライト―

Workshop 胃がん撲滅に対する公明党の取り組み

秋野公造

THE GI FOREFRONT Vol.8 No.2, 33-36, 2012

現在, 多くの市町村事業として実施されている胃がん検診の項目は問診および胃部エックス線検査であり, H.pylori検査は推進されてこなかった. しかしながらH.pylori感染が胃がん発症に強く関連する因子であることは, WHOの下部機関IARCにおいてすでに認められていることであり, 近年もその科学的証明の蓄積が続いている. 検診によりH.pyloriを早期発見し, その除菌により胃がん発症の抑制が有意に期待できるのであれば, 国は早急に胃がんの予防対策を生活習慣病対策として行うだけなく, 感染症対策としても推進するよう戦略の転換を図るべきである. 「はじめに~浅香正博先生との出会い~」 2010年は公明党の積極的な主導により, いわゆる子宮頚がん予防(HPV:ヒトパピローマウイルス)ワクチンなどの接種促進を目的とした基金が都道府県に設置され, 国費の投入が実現した年である. 子宮頚がんの予防対策としてHPVの感染症対策が追加された意義は極めて大きい.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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