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GI-Metabolism Forum

第2回GI-Metabolism Forum 演題3 胃潰瘍治癒過程におけるオートファジーの意義

谷川徹也

THE GI FOREFRONT Vol.7 No.2, 89-90, 2012

「オートファジーは胃潰瘍治癒過程で誘発される」オートファジー(自食作用)は, 真核生物が持つ細胞内自己分解機構である. 二重脂質膜で構成される隔離膜が, 細胞質や他のオルガネラを取り込むことでオートファゴソームを形成し, 消化酵素を持つライソゾームと融合して内容物を分解する. オートファジーは飢餓状態や炎症時に誘導され, 細胞内の代謝回転や飢餓時の栄養源確保のための生理機能としての役割を有すると考えられている. オートファジーの誘導においては, Beclin-1とLC(microtubule-associated protein light chain)3が重要な役割を担っている. 今回, 胃潰瘍治癒過程におけるオートファジー誘導の有無と, その生理的意義について検討した. マウスに酢酸実験潰瘍を作成し, 潰瘍作成3日目を潰瘍発生日(Day 0)とし, Day4, Day7に胃を摘出し, 胃潰瘍組織サンプルを採取した.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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