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特集 食欲を科学する

特集にあたって

窪田直人箕越靖彦

アンチ・エイジング医学 Vol.10 No.2, 17, 2014

摂食行動は生殖行動とともに, 生物がその生命を維持し種の保存を図る上で必須な行為であり, 下等生物から高等生物まで広く共通に保存されている機能である. その制御機構は非常に複雑であり, 特に哺乳類では中枢神経系, 末梢神経系に加え, 内分泌系, 代謝系などが相互に作用し制御されている. 一方で, 近年その制御機構の破たんがさまざまな疾患を引き起こすことが明らかとなり, 摂食調節機構の生理的な役割とその破たんのメカニズムの解明は, 生命恒常性維持機構のみならず, 疾患発症の分子機構を知る上でも非常に重要な研究課題の一つと考えられる.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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