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写真で学ぶアレルギー

これが蕁麻疹様血管炎だ!

川上民裕

皮膚アレルギーフロンティア Vol.15 No.1, 57-58, 2017

長時間持続する蕁麻疹(膨疹)があり,皮膚生検で壊死性血管炎像(多くは白血球破砕性血管炎像)が確認されれば,診断となる.すなわち,臨床的には蕁麻疹の形状をしながら,その本質は血管炎であり,肥満細胞からヒスタミンの遊離によって生じる蕁麻疹とはまったく異なる.正補体血症と低補体血症で,よく2分類される.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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