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冠動脈疾患におけるCT/MRI検査の意義

Angiology Frontier Vol.6 No.1, 35-40, 2007

マルチスライスCT装置の急速な進歩によって, 冠動脈CTの画質と診断能は大きく向上し, 64列マルチスライスCTでは不整脈や冠動脈高度石灰化の症例を除いてほぼ確実に冠動脈疾患の除外診断を行えるようになった. 現在, 遅延造影MRIは最も正確な心筋梗塞の画像診断法であり, 内膜下梗塞や右室梗塞も明瞭に描出される. また, 心筋梗塞患者の心筋バイアビリティ診断に有効であるだけでなく, 虚血性心疾患の疑いがある症例の予後予測とリスク層別化にも役立つ. また, 冠動脈MRAは放射線被曝を伴わないため造影剤投与を必要としない利点を有し, 16列マルチスライスCTとほぼ同程度の冠動脈疾患診断能をもつため, 冠動脈高度石灰化症例や腎不全症例の冠動脈疾患診断に役立つ.

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※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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