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学会印象記

市民参加イベント「患者・社会と考える再生医療~消化器疾患の再生医療~」

虎島泰洋江口晋

再生医療 Vol.19 No.4, 60-61, 2020

2020年1月26日,西崕の地,長崎市において,市民参加イベント「患者・社会と考える再生医療~消化器疾患の再生医療~」が開催された。これは日本再生医療学会が実施する国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「再生医療臨床研究促進基盤整備事業」(通称:ナショナルコンソーシアム事業)(研究開発代表者:岡田 潔 学会理事長補佐)の患者・市民参加モジュールの活動の一環として行われ,長崎大学大学院移植・消化器外科教室が窓口を務めた。このイベントは再生医療における臨床研究への患者・市民参画が重要とされる時代に向け,患者と研究者との対話・聞き取りを通じ,患者のイメージやニーズを踏まえたよりよい知識の共有を目指すとし,2018年度より年2回,東京・大阪で疾患テーマを変えながら開催されてきた。2019年度は東京・名古屋に続いて長崎での開催(日本再生医療学会主催/長崎大学後援)となった。長崎大学においては口腔や食道,十二指腸,肝臓,膵臓といった消化器系の再生医療研究が進んでいることもあり,テーマは「消化器疾患」とされ,第一部が講演,第二部では参加者を限定したワークショップ形式であった。長崎の冬のお祭りとして人気の高い長崎ランタンフェスティバルの開催期間初の日曜日という悪(?)条件にもかかわらず,第一部には80名の市民参加があった。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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