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公衆衛生(インフルエンザ)

鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染と伝播の可能性

渡邉真治今井正樹

インフルエンザ Vol.19 No.1, 37-42, 2018

2013年に中国で確認されたH7N9鳥インフルエンザウイルスによるヒトへの感染と死亡例が増加している.H5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスによるヒトへの感染例は,この2年間数例にとどまっているが,依然としてH5亜型ウイルスによる野鳥・家禽への感染はアジア・ヨーロッパ・アフリカで報告されている.現在,これらウイルスによるヒトからヒトへの効率良い持続的な伝播は確認されていないが,近年,これらを含む鳥インフルエンザウイルスによる世界的な大流行(パンデミック)が危惧されている.ここでは,鳥インフルエンザウイルスのヒトからヒトへの伝播の可能性について概説する.
「KEY WORDS」鳥インフルエンザウイルス,ヘマグルチニン(HA),PB2,ヒトからヒトへの伝播

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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