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Voice of pharmacist

かぜ症候群と抗菌薬

堀美智子

インフルエンザ Vol.17 No.3, 19-23, 2016

かぜ症候群の症状を訴えてOTC薬を購入のために来局された方に対して,受診を勧めるべきかOTC薬で様子をみていただいていいか判断するのに,インフルエンザの可能性があるかの検討が必要である.薬剤師は疾病の診断をするわけではないが,かぜとインフルエンザの違いについての知識はとても重要である.そして,もうひとつ重要なのが,かぜ様症状を引き起こしている原因がウイルスか細菌かということである.かぜ症候群の原因は80~90%がウイルスといわれており,主な原因ウイルスとしては,ライノウイルス,コロナウイルス,パラインフルエンザウイルス,RSウイルス,インフルエンザウイルス,アデノウイルスなどが挙げられている.ウイルス以外では,A群β溶血性連鎖状球菌(溶連菌),百日咳菌などの細菌やマイコプラズマ,クラミドフィラ・ニューモニエ(クラミジア肺炎)などが挙げられている.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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