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糖尿病と脳卒中

(座談会)糖尿病と脳卒中をめぐる話題から

棚橋紀夫高木誠横田千晶河盛隆造

脳と循環 Vol.15 No.2, 11-18, 2010

「脳卒中患者における糖尿病の疫学」 「棚橋(司会)」 近年, 脳卒中において糖尿病は非常に重要な危険因子の1つであるといわれています. 糖尿病がなぜmacroangiopathy, 特に脳卒中の原因となるのか, その病態はどうなっているのか, 一次予防, 二次予防でそれぞれどのようなことに注意すべきかなど, さまざまな問題があります. また, 糖尿病は内科医にとってcommon diseaseです. 治療戦略はどんどん変化し, 新薬も出てきます. そのようなことを含めて, 本日は「糖尿病と脳卒中をめぐる話題から」というテーマで議論をしていきたいと思います. まず, 脳卒中の危険因子として糖尿病をどのようにとらえられているのかについて, 高木先生にお話しいただきたいと思います. 「高木」 糖尿病が脳卒中の独立した危険因子であることは, 多くの疫学研究によって示されています. 糖尿病は脳出血のリスクにはなりませんが, 脳梗塞の発症率は非糖尿病患者と比較して2~3倍高いことが報告されています.

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