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脳循環障害の画像診断

脳梗塞の急性期治療中に症候性頭蓋内出血をきたしたmicrobleeds多発症例

古田興之介大勝秀樹峰松一夫

脳と循環 Vol.13 No.1, 63-66, 2008

症例1 男性, 65歳, 右利き. 主訴 つまずく, 呂律が廻らない. 既往歴 40歳時に左被殻出血を発症, このとき高血圧を指摘. 52歳時に左放線冠ラクナ梗塞を発症. 58歳時に糖尿病を指摘され内服加療中. 家族歴 母:糖尿病, 脳梗塞, 弟:糖尿病, 高血圧症, 喉頭癌. 生活歴 喫煙:10本/日×20年(39歳まで), 飲酒:ビール2本(週3回). 現病歴 1981年に左被殻出血を発症, 右片麻痺が残存した. 1993年に左放線冠ラクナ梗塞を発症し, 右片麻痺は悪化したが, リハビリを行い杖歩行可能となり, 退院後は独居でADL自立していた. 2007年4月18日頃, つまずきやすいことを周囲から指摘された. 4月21日になって, 普段より呂律が廻っていないことを指摘され, 当院受診した. 入院時現症 165cm, 体重68kg. 血圧180/110mmHg, 脈拍80/分・整. 意識は清明で, 眼球運動正常, 両側口輪筋の運動不良, 中等度の構音障害を認めた. Barre signでは右上肢は回内するが下垂はなく, 右下肢は20cm下垂した.

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