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脳卒中ユニット

我が国の脳卒中急性期診療の現状

芝崎謙作木村和美

脳と循環 Vol.12 No.1, 21-24, 2007

「SUMMARY」我が国においても, 遺伝子組み換え組織プラスミノーゲン(rt-PA)の静注療法が認可され, まさにブレインアタック時代が到来したと言える. rt-PA静注療法の適応は, 発症3時間以内の超急性期脳梗塞患者と制限されているため, (1)患者や発見者, もしくはかかりつけ医が脳卒中ではないかと疑うこと, (2)救急搬送システムを利用すること, (3)受け入れ病院の脳卒中救急医療体制が重要となる. 我が国における脳卒中診療の実態と, 今後の求められる脳卒中医療体制について述べる. 「はじめに」米国では1996年に, 発症3時間以内の超急性期脳梗塞に対して遺伝子組み換え組織プラスミノーゲン(recombinant tissue plasminogen activator:rt-PA)の臨床使用が米国食品医薬局(FDA)によって認可され1), 虚血性脳血管障害の急性期治療に対する血栓溶解療法は新たな展開を示した. また, 発症時に患者, 家族がその症状, 徴候が脳卒中であることをより早く認識し, 迅速に救急治療を受けられることを目的としたブレインアタック, キャンペーンが行われている2).

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