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M-Review

【特集 呼吸器領域の治療における展望と問題点】

エストロゲン阻害薬と肺高血圧症

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掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.26 No.4 43-49, 2018
著者名
古川明日香 / 田村雄一
記事体裁
抄録
疾患領域
高血圧 / 呼吸器
診療科目
呼吸器内科
媒体
THE LUNG perspectives
Key Words
肺動脈性肺高血圧症 / estrogen paradox / アロマターゼ / “内因性” エストロゲン / アナストロゾール

肺動脈性肺高血圧症(PAH)は女性に多くエストロゲンの関与が示唆される一方で,男性PAH患者の方が進行が早く予後不良である.また,動物実験において卵巣切除により肺高血圧症(PH)の悪化を認めるなど,相反する作用を認め,PHに対するエストロゲンの作用に関してはいまだ一定の見解が得られていない.しかし近年,内因性のエストロゲンをPHの病因の1つとする報告も増えてきており,PAHにおけるエストロゲンをターゲットとした治療(エストロゲン阻害薬)の可能性も検討されてきている.本稿では,エストロゲンのPHに対する相反する作用と,エストロゲン阻害薬の可能性について概説する.
「KEY WORDS」肺動脈性肺高血圧症,estrogen paradox,アロマターゼ,“内因性” エストロゲン,アナストロゾール

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE LUNG perspectives2018年秋号(Vol.26 No.4)

肺は代謝・生理・免疫など機能面においても,疾患の原因・病態・診断・治療など臨床面においても,他に類を見ない多様性を持つ。

本誌は成長・加齢に深く関わる気管支喘息・肺気腫・感染症・呼吸不全・肺癌などの疾患を対象に,分子生物学・生理学・形態学・生化学・免疫学などの広い視野から病因・病態・治療を捉える。最新の知見と,基礎的・古典的知識の双方を踏まえた新鮮で正確な情報を提供。

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