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肺のマイクロバイオーム

THE LUNG perspectives Vol.25 No.2, 37-42, 2017

培養を用いない最新の細菌検出技術によりこれまで無菌だと思われていた下気道が,生物多様性に富むことが明らかになってきた。肺にも細菌叢(マイクロバイオーム)が存在するのである。さらなる知見により健常者と様々な呼吸器疾患を有する患者の肺では下気道に有する微生物が異なることがわかってきているが,その生物学的および臨床的意義に関しては不明なままである。この総説において健常者と呼吸器疾患患者の検体における肺の微生物に関する報告を統合・考察し,疾患の種々の病態における生物の多様性と構成の傾向を論じ,肺と肺外のマイクロバイオームの関係性についても検証する。
「key words」16S rRNA,嚢胞性線維症,慢性閉塞性肺疾患,気管支喘息,肺移植

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抄録