<< 一覧に戻る

学会賞 受賞演題・論文解説 第107回 日本泌尿器科学会総会

排尿障害:臨床部門 夜間多尿にともなった夜間頻尿に対する生活指導および行動療法の無作為化比較試験

吉澤剛

排尿障害プラクティス Vol.27 No.2, 81-82, 2019

夜間頻尿は加齢にともない増加し,高齢の男女で最も困る下部尿路症状です。実際の臨床で問題となる夜間の排尿回数が2回以上の頻度は,男女とも70代で50~60%,80代では70~80%と報告されています1)。夜間頻尿の原因は,多尿・夜間多尿,膀胱蓄尿障害,睡眠障害の3つが考えられ,併存することも少なくないです2)。特に,夜間の排尿回数が2回ある高齢者では,55%が夜間多尿に分類されると報告されています3)。しかし,これまでに,夜間多尿にともなった夜間頻尿に対する生活指導および行動療法の有効性を検討した報告は少ないのが現状です4)

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る