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前立腺癌

第16回 TABの間欠療法

赤倉功一郎

排尿障害プラクティス Vol.16 No.2, 53-59, 2008

「はじめに」進行前立腺癌の治療において, TAB(total androgen blockade)療法をはじめとする内分泌療法の初期治療効果は良好であるが, 多くの例で時を経て治療抵抗性となり再燃する. この内分泌療法抵抗性の獲得(アンドロゲン非依存性癌への進行)が臨床上の大きな問題点である. そこで, 内分泌療法を間欠的に繰り返すことで, アンドロゲン依存性をより長期間維持する試みが提唱された. 動物腫瘍の実験結果に基づいて, LHRHアゴニストおよびアンチアンドロゲンなどの可逆的薬剤を用いた間欠的内分泌療法が臨床応用された. 現在のところ持続的内分泌療法と比較した予後の優劣は決着していない. しかし, 間欠療法は, 性機能障審などの有害事象の軽減, QOLの改善, 医療費の削減などの優位性から, 今後注目すべき治療法と考えられる. 「前立腺癌のアンドロゲン依存性と再燃」前立腺癌は一般にアンドロゲン依存性を示す.

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