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排尿に関する新規治療薬1―可能性のある薬剤も含めて―排尿障害/前立腺肥大症治療薬

排尿障害(2)排尿筋収縮力増強作用/外尿道括約筋弛緩作用:GABA活性薬 他

山西友典吉田謙一郎

排尿障害プラクティス Vol.16 No.2, 19-24, 2008

排尿筋収縮力増強作用の薬物としては, コリン作動薬がある. 従来使用されているベタネコールやジスチグミンはニコチン作用により尿道括約筋を収縮させ, 尿道抵抗を増加させる問題がある. したがって, 排尿筋収縮力増強作用の新規治療薬としては, 選択的アセチルコリンエステラーゼ阻害薬やM3ムスカリン受容体選択的刺激薬などの開発が望まれる. 外尿道括約筋弛緩作用のある薬物としては, α-blockerなどもその作用を有してはいるが不十分である. 中枢性筋弛緩薬のGABA誘導体や末梢性筋弛緩薬のダントロレンなどがある. またボツリヌス毒は排尿筋-外尿道括約筋協調不全に対する有効性が報告されている. 「はじめに」下部尿路機能障害には, 蓄尿障害と排尿(排出)障害がある. そのうち後者, すなわち狭義の排尿障害の原因としては膀胱の収縮力の低下, すなわち低活動膀胱または無収縮膀胱によるものと, 閉塞尿道によるものがある.

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