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治療法紹介

(薬物療法 前立腺肥大症 前立腺癌)デュタステライド

舛森直哉塚本泰司

排尿障害プラクティス Vol.15 No.2, 80-87, 2007

1,2型5α還元酵素阻害薬であるデュタステライドに期待される効果として, (1)前立腺肥大症の治療, (2)前立腺肥大症の進行の予防, (3)前立腺肥大症手術時の出血量の減少, (4)前立腺癌の化学予防が挙げられる. 欧米における検討では, デュタステライドにより前立腺容積が緩徐に減少して下部尿路症状や尿流率の改善が得られている. また, 急性尿閉の発症や手術療法への移行の危険性が減少する. 現在, 本邦では臨床第III相試験が行われている. Prostate Cancer Prevention Trial(PCPT)では, 2型5α還元酵素阻害薬であるフィナステライドによる前立腺癌の化学予防効果が示されている. デュタステライドも同様の効果を有すると推測され, 現在, 日本を含めたグローバルスタディーとしてReduction by Dutasteride of Prostate Cancer Events(REDUCE)試験が進行中である.

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