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前立腺癌

第7回 ノモグラム

後藤健内藤誠二

排尿障害プラクティス Vol.14 No.1, 81-85, 2006

「はじめに」PSAスクリーニングの普及により, 近年限局性前立腺癌が発見される機会が増え, それに伴い前立腺全摘術の施行例が増加している. 術前に限局性前立腺癌と診断されて前立腺全摘術が行われても, 術後の病理組織学的検査において, 被膜浸潤, 精嚢浸潤, あるいはリンパ節転移が認められることは, しばしば経験するところである. したがって術前に得られる情報を用いて, 術後の病理学的病期をできるだけ正確に予測することは重要である. Partinノモグラム 1987年にOesterlingらが臨床病期, PAP, 生検グリソンスコア(GS)より術後の病理学的病期を予測するノモグラムを発表して以来1), さまざまなパラメーターを用いたノモグラムが報告されてきた(表1). 1993年にPartinらは臨床病期, PSA, GSを用いて703例の症例を用いた最初のノモグラムを発表した2). さらに1997年に4,133例の症例を集積させて作られた, いわゆるPartinノモグラム3)は, その後, 他施設症例による信頼性や妥当性などの検証を経て4), 米国のみならず世界において広く用いられることになった.

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