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夜尿症に対する干渉低周波療法

排尿障害プラクティス Vol.14 No.1, 30-34, 2006

小児夜尿症(enuretic syndromeも含む)の原因要因として, 機能的膀胱容量の減少, 排尿のために覚醒できない覚醒障害, 睡眠中の抗利尿ホルモンの分泌異常, 精神的要因などがあり, これらが単一の要因のみならず, いくつかの要因が複雑に関与した症候群とされている. 治療には, 大きく分けて生活指導を含めた行動療法と薬物療法がある. 機能的膀胱容量が少ないタイプのものは, 排尿筋過活動が原因と考えられており, 膀胱訓練, 抗コリン薬が用いられているが, 無効である例も多い. 骨盤底電気刺激療法は, 排尿筋の反射を抑制し, 過活動膀胱に有用であるとされており, 非侵襲的な治療法である. そのうち, 干渉低周波療法は本邦で唯一保険適用となっている電気刺激療法の一つである. 夜尿症に対する干渉低周波療法の効果は, 他の保存療法が無効であった夜尿症に対しても有効で, かつ安全な治療であり, 一つの選択肢として提示する.

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※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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