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特集 チームで取り組む心不全医療

基礎 心不全チームの作り方

佐藤幸人

CARDIAC PRACTICE Vol.27 No.3, 23-26, 2016

「はじめに」心不全は加齢とともに罹患率が上昇し,わが国の心不全の推定患者数は100万人前後といわれ,相当な数の患者が存在している。さらに団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題が控えており,患者数は著増すると思われる。一方で医療費は高騰しており,入院ベッド数は削減される可能性が高く,限られた医療資源の中での工夫が必要となる。医学的には,心不全患者が入院した場合図1のようにシステマチックな介入が求められる1)。従来わが国の心不全患者の平均在院日数は30日間前後であり,このような介入を検討する時間を入院中に医師と看護師が割くことも可能であった。しかし現在はdiagnosis procedure combination(DPC)を導入した急性期病院の在院日数は短く設定されており,これらの介入をすべて入院中に行うことは不可能となってきている。
「KEY WORD」heart failure,team management

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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