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特集 Onco-Cardiology―がん化学療法と心血管合併症

トピック 循環器システムズ薬理学とゼブラフィッシュ創薬

Cardiovascular systems pharmacology and zebrafish-based drug discovery

田中利男

CARDIAC PRACTICE Vol.27 No.2, 49-53, 2016

「システムズ薬理学の創成」現在なお治療が困難な難治性疾患(アンメットメディカルニーズ)に対する新しい治療薬開発は,特に21世紀に入ってから困難を極めてきた。たとえば,世界の2008年から2010年における臨床試験第二相の成功率はわずか18%であり,これら失敗原因の多くが不充分な薬効であることから,従来のリバース薬理学がその役割を果たしていないことが明白になった1)。この新薬開発における危機的状況に対して米国国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)が,2011年10月に,世界にインパクトを与えた定量的システムズ薬理学(Quantitative and Systems Pharmacology)白書を報告した2)。
「KEY WORD」システムズ薬理学,オミクス,フォワード薬理学,リバース薬理学,ゼブラフィッシュ創薬

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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