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エネルギー代謝の解析と管理

エネルギー消費量の測定

田村俊世

栄養-評価と治療 Vol.24 No.4, 25-28, 2007

[SUMMARY] 肥満や生活習慣病の予防,治療の面からもエネルギー消費量の測定が重要視されるようになってきている.本稿では,エネルギー消費量の測定方法について,高価ではあるが精度の高いヒューマンメタボリックチャンバー法から,市販されており比較的容易に利用できる携帯型酸素摂取量モニタについて紹介する.また,歩数計や熱量計からのエネルギー消費量測定についても解説する.エネルギー消費量の測定は,熱量を直接測定する直接法と酸素摂取量,歩数などから算出する間接法がある.[カロリーメーター] われわれは,食物を体内で燃焼させることによって生命活動に必要な熱量を確保している.ある食物中のたんぱく質,脂質および炭水化物を100%燃焼させるときの熱量はボンブカロリーメーター(bomb calorimeter)で求めることができる.ボンブカロリーメーターは,図1に示すようにコンテナの周辺を液体(水)で覆い,中の食物を燃焼させ,その燃焼による水温の上昇から熱量を測定する.熱量が外に逃げないように,断熱性の高い空気で遮断している.食物をボンブカロリーメーターで燃やして得られた熱量と,同量の食物を食べて出た排泄物を燃やして得られた熱量の差から,食物より吸収した熱量を推定する.

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