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OCTによる糖尿病黄斑浮腫の診断と管理

Diabetes Frontier Vol.28 No.3, 283-290, 2017

糖尿病網膜症による視力低下には大きく2つの原因がある。1つは増殖糖尿病網膜症であり,もう1つは糖尿病黄斑浮腫(diabetic macular edema:DME)である。増殖糖尿病網膜症は網膜症のステージ進行(悪化)によって生じると考えられるが,DMEは糖尿病網膜症のあらゆるステージで起こりうることから,患者の視力にとってはより脅威となる。糖尿病患者におけるDMEの有病率は1型糖尿病の4.2~7.9%,2型糖尿病の1.4~12.8%との報告がある1)一方で,コホート研究による10年累積発症率は1型糖尿病で20.1%,2型糖尿病で25.4%と報告されている2)。このようにDMEは患者の視機能に関わる大変重要な合併症であるが,本稿では近年の眼科臨床において非常に大きな役割を担う光干渉断層計(optic coherence tomography:OCT)を用いたDMEの診断と管理について解説する。
「KEY WORDS」OCT,糖尿病黄斑浮腫,網膜膨化,嚢胞様変化,漿液性網膜剥離

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抄録