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特集 消化管と糖尿病

食事による血糖調節―食事の質や量,順番などによる血糖調節―

高橋和之山田祐一郎

Diabetes Frontier Vol.28 No.2, 174-179, 2017

食事療法の実践によって血糖コントロール改善が期待できるため,糖尿病治療において食事療法は重要である。摂取エネルギーは身長,体重,年齢,身体活動量などを考慮して決定し,各栄養素については2013年に出された「日本人の糖尿病の食事療法に関する糖尿病学会の提言」において,炭水化物を50~60%エネルギー,たんぱく質を20%エネルギー以下,残りを脂質とすることが一般的に推奨されているが,生活習慣は個々によって異なるため,食事療法は個人の生活習慣を尊重しながら病態や年齢など柔軟に対応する必要がある。食事療法はインスリン依存状態,非依存状態に関わらず糖尿病治療の基本であり,本稿では食事の質・量,順番などにおける血糖値への影響について述べていく。
「key words」糖尿病,肥満,食事療法,食べる順番,食後高血糖

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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