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投稿論文

DPP-4阻害薬の腎保護作用は薬剤による違いはあるか?

~DPP-4阻害薬の変更による腎機能への影響~

廣田則彦

Diabetes Frontier Vol.27 No.6, 787-793, 2016

DPP-4阻害薬で報告されている腎保護作用の薬剤の違いによる臨床的影響は不明である。服薬利便性の観点からDPP-4阻害薬を1日1回投与の製剤から週1回投与の製剤に変更した症例を対象として腎機能への影響を検討した。中等度腎機能障害を合併した2型糖尿病患者でDPP-4阻害薬をオマリグリプチンに変更した患者24例を対象として,薬剤変更後の12週間を観察期間として腎機能への影響を後方視的に検討した。観察期間終了時のHbA1cおよび血圧に有意な変化はみられなかったが,eGFRは有意な増加を認めた。DPP-4阻害薬の腎保護作用は薬剤により差異がある可能性がある。
「key words」オマリグリプチン,腎保護作用,eGFR,服薬アドヒアランス

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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