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糖尿病管理におけるコメディカルの役割

糖尿病患者の手術の際のコメディカルの役割

森川秋月

Diabetes Frontier Vol.18 No.2, 145-148, 2007

「はじめに」糖尿病患者数の増加に伴い, 手術症例における糖尿病・耐糖能異常を有する患者の比率もますます増加してきている. したがって, 手術にかかわる部門の医師のみならずコメディカルも, 糖尿病の病態. 治療に関する幅広い知識や技術が要求されるようになってきた. 糖尿病を有する患者の周術期の管理において特に注意すべきポイントについて, コメディカルの役割に焦点をあてて要点をまとめてみる. 「周術期の血糖コントロール」なぜ血糖を良好に維持しなければならないのか 周術期の高血糖は, 感染の危険を増大し, 創傷治癒を遅延させ, 術後合併症の頻度を増加させる. その病態を図1 1)に示した. 手術を必要とする疾患の存在, および手術そのものが生体に対するストレスとなって, 血糖を上昇させ, インスリン抵抗性を増大させる. 血糖の上昇は免疫機能の低下を介して感染の危険を助長し, また活性酸素の増加やさまざまな炎症性サイトカインの増加を介して組織障害を助長し, 創傷治癒機転を妨害する.

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