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Pro/Con紙上討論

第12回吸入ステロイド薬の間欠投与の是非について Proの立場から

勝沼俊雄

喘息 Vol.28 No.1, 83-87, 2015

「はじめに」小児の喘息長期管理において吸入ステロイド薬(inhaled corticosteroid;ICS)は主要な長期管理薬であり,使用に当たっては連日吸入が常識であった。ところが連日吸入に対して近年,間欠吸入という考え方がにわかにクローズアップされてきた。本稿ではICS間欠吸入に関し,その有用性を中心に解説したい。
「ICS間欠吸入への期待」軽症持続型相当(ステップ2)の乳幼児喘息において,ガイドラインでは低用量ICSによる長期管理が推奨されている1)。Zeigerらは軽症持続型相当の乳幼児喘息(1~5歳)を対象にブデソニド(budesonide;BUD)の連日投与(500μg/日)と,高用量間欠投与(上気道炎症状が発現し喘息増悪が予見されるときに2000μg/日を1週間施行)の長期管理効果を比較検討した[Maintenance and Intermittent Inhaled Corticosteroids in Wheezing Toddlers(Mist)trial]2)。

本討論は,問題点をよりクローズアップすることを目的としており,このテーマに対しあえて一方の見地に立った場合の議論であって,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません。

・Proの立場から/勝沼俊雄
Conの立場から/足立雄一
エディターズコメント/海老澤元宏

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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