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気管支喘息のフェノタイプについて

総論

大田健

喘息 Vol.23 No.2, 16-19, 2010

「Summary」 気管支喘息(喘息)は, 症状, 重症度, 治療薬の効果など臨床的に多様であることが認識され, “syndrome”として捉えることが適切だと考えられてきた. この漠然とした多様性をフェノタイプとして分析することは, 喘息の発症機構に関する理解を深め, 薬物への反応や予後を考慮したテーラーメイド医療を具体化することにつながると考えられる. 米国の重症喘息に関する研究プロジェクト(SARP)では, 34項目の指標のうち11項目に着目し, 各フェノタイプを共有する集合体をクラスターとして5種類にグループ化して解析している. 特に, 気管支拡張薬の使用前後の%FEV1と発症年齢による識別チャートで, 80%が適切なクラスターに配分される結果が出ている. 「はじめに」 気管支喘息(喘息)は, 症状, 重症度, 治療薬の効果など臨床的に多様であることが認識され, “disease”というよりは“syndrome”として捉えることが適切だと考えられてきた.

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