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One airway,one disease

小児気管支喘息とアレルギー性鼻炎

高増哲也

喘息 Vol.23 No.1, 61-65, 2010

「Summary」気管支喘息とアレルギー性鼻炎は高頻度に合併しあい, 病態も共通する点が多い. “One airway, one disease”という言葉が提唱され, 両者を統合して理解すべきといわれている. 小児ではアレルギー性鼻炎の存在が見逃されがちであるが, 小児科医は鼻鏡を用いたり鼻汁細胞診の実施などにより, 積極的にアレルギー性鼻炎の存在を確認すべきである. 薬物治療としては, 局所ステロイド療法, ロイコトリエン受容体拮抗薬が共通するものである. 環境整備は一律に行うのではなく, 病歴上必要な症例に対して行われるべきである. 免疫療法は, アレルギー性鼻炎の治療だけでなく気管支喘息にも効果が期待されている. 「I アレルギーとは」「気管支喘息はアレルギー性疾患か?」という問いがある. このような問いを提示する場合は, 気管支喘息はアレルギー性疾患とはいえないのではないか, といいたいときが多い. 気管支喘息の発作が起きる場面を考えると, ほこりが舞ったときやペットに近づいたときでも起きることがあるが, 圧倒的に多いのは風邪をひいた(ウイルスの気道感染)ときである.

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