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成人喘息の診断(COPDとの鑑別を含めて)

喘息 Vol.21 No.2, 21-25, 2008

喘息の診断には, 病態から考えると(1)気道炎症, (2)気道過敏性, (3)可逆性の気道閉塞を証明することが必要である. しかし, 反復する発作性の咳嗽や喘鳴, 呼吸困難などの特徴的な症状があり, これらをきたしうる他の心肺疾患, 感染性疾患を否定できれば喘息である可能性が高く, 可逆性気道閉塞の証明(気管支拡張薬によるFEV1の有意な改善, ピークフロー(peak expiratory flow;PEF)の日内変動など)が診断上有用である. 可能ならば, 気道過敏性試験を行う. また, 気道炎症の存在を証明するためには, 喀痰中の好酸球が指標となる. 慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease;COPD)も喘鳴, 呼吸困難をきたす気道の慢性炎症性疾患であるが, その病態は喘息とは異なる. 日常診療においては, 喘息との鑑別が最も問題となる疾患であり, その鑑別点についても述べる.

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※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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