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喘息の病態評価の進歩を管理の向上へ

呼気一酸化窒素(FeNO)の有用性と臨床応用への問題点

斎藤純平棟方充

喘息 Vol.19 No.1, 34-40, 2006

近年, アレルギー性気道炎症の非侵襲的モニター方法として呼気一酸化窒素(FeNO)測定器が開発された. FeNOは, 喘息患者で上昇し, アレルゲン吸入により上昇すること, 急性増悪時にさらに上昇すること, 吸入ステロイド薬により低下することから気道炎症を反映していると考えられている. また, 喘息診断の指標である喀痰好酸球数, 1秒率, 気道過敏性と有意な相関を示すことから, 喘息診断にも有用な指標となる可能性がある. 最近では喘息の治療, 管理においても有用な指標となりうる可能性が指摘されている. なお, 測定に際しては, 喫煙などのさまざまな影響を受けるため, その評価については個々の状況を考慮する必要がある. 測定には専用の機器を用いるが, 最近では携帯型の測定器も開発され, 今後幅広く日常診療に活用されるであろうと思われる.

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