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特集 筋骨格系と小胞体ストレス

Ⅳ.小胞体ストレスがかかわる筋骨格系疾患 1.コラーゲン異常を伴う骨系統疾患と小胞体ストレス

古市達哉

THE BONE Vol.32 No.2, 73-78, 2018

コラーゲン分子には多くの翻訳後修飾のステップがあり,どこかのステップに異常が生じると不良分子は小胞体内に蓄積され,細胞に小胞体ストレスが負荷される.骨系統疾患の原因遺伝子のなかには,コラーゲン分子をコード遺伝子とともにコラーゲン分子の翻訳後修飾,細胞内輸送にかかわる遺伝子が多く含まれており,小胞体ストレスとの関連が報告されている疾患も多い.一方で,小胞体ストレスを伴う骨系統疾患の患者由来細胞およびモデル動物を用いた治療研究も開始されており,小胞体ストレスの軽減を伴う治療効果が報告されている.
「KEY WORDS」骨系統疾患,コラーゲン,小胞体ストレス,原因遺伝子,疾患モデル動物

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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