骨・軟骨研究の基礎と臨床
(座談会)『THE BONE』創刊100号記念座談会
THE BONE Vol.22 No.3, 163-178, 2008
「折茂」本日は, 『THE BONE』創刊100号を記念し, 編集委員の先生方と22年の歴史を積み重ねてきた100冊の『THE BONE』をふり返りながら, わが国における骨・軟骨研究の成果および将来展望についてお話しいただきたいと思います. 「創刊の経緯」「折茂」はじめに, メディカルレビュー社社長の松岡さんに『THE BONE』創刊までの経緯についてお話しいただきたいと思います. 「松岡」『THE BONE』は私どもの会社の原点であり, 100号を迎えて万感の思いがします. 編集委員の先生方をはじめ, 読者の方々ならびに関係者の皆様に対する感謝の気持ちでいっぱいです. 1980年代当初, わが国の医学雑誌は総合臨床誌あるいは学会誌が中心であったように記憶しています. 私は1983年に会社を創立したのですが, 近い将来, 私のような素人の立場からしましても医師の専門化の流れが早まるのではないかと感じていました. 『THE BONE』創刊時は10人足らずの小さな出版社でしたが, 各疾患領域の雑誌をつくり, それぞれがその分野のメインの雑誌になれば, 出版社としては大きく成長するのではないかと考えました.
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※記事の内容は雑誌掲載時のものです。