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小特集 乳児血管腫

乳児血管腫におけるβ遮断薬(プロプラノロール)の有用性

神人正寿

Pharma Medica Vol.34 No.12, 81-85, 2016

2008年の『New England Journal of Medicine』誌への報告を端緒として,近年乳児血管腫に対するβ遮断薬プロプラノロールの有効性が注目されるようになった。そのLeaute-Labrezeらの報告では,鼻部の巨大乳児血管腫の患児に合併した閉塞性肥大型心筋症に対してプロプラノロールを投与したところ,著明な病変の縮小を認めた症例をはじめとして,フランスでの11例の有効例が示されている1)。このserendipity的な発見の後,プロプラノロール治療の効果はいくつかのランダム化比較試験やメタアナリシスで確認された。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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